開業準備を進めるなかで、体験レッスンの予約を受けるホームページが必要だと感じていないでしょうか。Instagramだけでは料金やレッスン表を伝えきれず、制作を頼むといくらかかるのかが気になっている方もいるでしょう。
ヨガスタジオのホームページ制作にかかる費用は、ヨガ・ピラティス業界の発注データで中央値30.0万円、発注の86%が50万円以下です。この記事では、費用の内訳と見積もりの確認点に加えて、載せる内容・予約機能の選び方・守るべき表示のルール・依頼先の選び方を解説します。
この記事を読めば、予算に合う依頼先を決め、体験予約を受けられるホームページの準備を進められるでしょう。
※本記事は2026年9月時点の情報をもとに作成しています。
ヨガスタジオのホームページ制作費用は?
ヨガスタジオのホームページ制作費用は、依頼先と支払い方によって大きく変わります。ホームページ制作会社の比較・紹介サービスWeb幹事の集計では、ヨガ・ピラティス業界の発注金額は平均51.3万円、中央値30.0万円でした。発注金額の86%は50万円以下に収まっています。
ここでは、買い切り型・月額制・公開後の維持費に分けて、費用の目安を解説します。
買い切り型の初期費用
買い切り型は、制作費をまとめて支払い、完成したホームページを受け取る依頼の仕方です。テンプレートを使って数ページのサイトを作る場合、費用は5〜30万円ほどが中心です。
デザインを一から作るオリジナル制作では、費用がさらに上がります。地域の中小制作会社に小規模なサイトを依頼すると、30〜100万円ほどが目安で、作り込むほど100万円を超えます。
ヨガ・ピラティス業界の中央値30.0万円は、テンプレートを使った制作の上限に近い金額です。レッスン紹介・料金・スケジュール・アクセスをまとめた小規模なサイトなら、30万円前後が見積もりを比較するときの基準です。
買い切り型では、公開後のサーバー代や更新作業が別料金になる場合があります。制作費だけでなく、公開後に毎年かかる費用も見積もりに入れて比較しましょう。
月額制サービスの料金
月額制サービスは、制作費を毎月の料金に分けて支払う依頼の仕方です。初期費用を抑えられるため、開業時の出費を少なくしたいスタジオに向いています。
料金の例として、月額制でホームページを制作するサービス2社の公式料金を並べました。
プロパゲートは、別途初期費用5,000円(税別)が必要です。月額制は長く使うほど支払い総額が増え、初期費用30万円の買い切り型と月額1万円の月額制は、30か月でほぼ同じ金額になります。
契約から一定期間内に解約すると、ホームページが非公開になるサービスもあります。解約後にドメインやデータを引き継げるかまで、契約前に確かめましょう。
関連記事:ホームページサブスクと買い切り型の違いとは?費用や選び方を解説
公開後の維持費
公開後も、サーバー代とドメイン代を合わせて年間1〜2万円ほどの維持費がかかります。サーバーはホームページのデータを置く場所で、ドメインは「studio-name.com」のようなURLに使う独自の名前です。

レンタルサーバー会社のエックスサーバーでは、スタンダードプランが月額990〜1,320円(税込)で、契約期間が長いほど安くなります。ドメイン代は、ドメイン登録サービスのXServerドメインで更新する場合、.comが年1,721円、.jpが年3,102円(いずれも税込)です。
更新作業や不具合への対応を制作会社に任せるなら、保守費として月5,000〜30,000円ほどが加わります。
ヨガスタジオの見積もりで確認する項目
見積もりの金額は、どこまでの作業が料金に含まれるかで変わります。ヨガスタジオで金額に差が出るのは、レッスン風景の撮影・予約システムの導入・原稿作成の3つです。
ここでは、項目ごとの費用の目安と、見積もりで確かめたい点を紹介します。
レッスン風景の撮影費
レッスン風景やスタジオの内装をプロに撮影してもらう場合、撮影費が見積もりに加わります。出張サービスの予約サイトくらしのマーケットでは、店舗・会社向け撮影の料金目安が1時間8,000〜20,000円です。
撮影費をプランに含める制作会社もあり、当社でも店舗写真の撮影は月額料金の範囲内です。見積もりでは、撮影時間と納品枚数を確認しておきましょう。
撮影した写真は、ホームページのほかInstagramやチラシにも使う場面があります。写真の著作権は撮影した人に残り、報酬を払っただけではスタジオ側に移らないため、写真を使える範囲を契約書で定めておく必要があります。
予約システムの導入費
予約システムには、月額料金を払って使う既製のサービスと、制作会社が独自に組み込む方法があります。既製のサービスは無料プランから始められ、代表的な予約システム2つの料金は次のとおりです。
有料プランの金額は、どちらも年間契約で申し込んだ場合の月額(税込)です。電話帳のタウンページを発行するNTTタウンページの目安では、制作会社が予約機能を組み込む費用は10〜50万円程度です。
既製のサービスを使う場合も、見積もりでは予約システムの月額料金と設定作業の費用を分けて記載してもらいましょう。初期設定とホームページへの組み込みを誰が担当するかで、見積もりの金額は変わります。
原稿作成の代行費
ホームページに載せる文章まで制作会社に任せる場合は、原稿作成費が加わります。同じNTTタウンページの目安では、原稿作成の費用は1ページあたり5,000〜20,000円です。
多くの制作会社は、文章のもとになる情報と写真をスタジオ側が用意する前提で見積もりを出します。原稿作成費が見積もりに含まれていない場合は、文章を書く作業がスタジオ側に残っていないかを確認しておきましょう。
クラスの特徴やインストラクターの経歴は、オーナー本人が最もよく知る情報です。原稿を任せる場合も、クラスごとの内容や対象者をメモにまとめて渡すと、仕上がりのずれが少なくなります。
複数の見積もりを並べるときは「原稿は誰が書くのか」「写真は誰が撮るのか」の2点を聞くと、会社ごとの対応範囲の違いが見えてくるでしょう。
関連記事:ホームページ制作代行とは?費用相場から丸投げできる範囲まで解説
ヨガスタジオのホームページに載せる内容
ヨガスタジオのホームページには、体験レッスンを申し込む前に知りたい情報をそろえます。時間や料金がわからないままだと、興味をもった人も予約まで進めません。
ここでは、載せておきたい4つの内容と書き方を紹介します。
レッスンスケジュール
レッスンスケジュールは、体験を考えている人が通えるかどうかを判断する材料です。開始時刻だけを並べた表では、どのクラスを選べばよいのかまでは伝わりません。
時間割に入れたい項目は、次のとおりです。
- 曜日と時間帯
- クラスの名前と内容
- 担当インストラクター
- 対象のレベル
- 定員と予約の要否
初心者向けのクラスに目印をつけておくと、初めての人が参加するクラスを選べます。時間割は画像ではなく文字で載せると、スマートフォンでも拡大せずに読め、変更のたびに画像を作り直す手間もかかりません。季節ごとのワークショップなど、定期クラス以外の予定も同じ表に載せると見落とされません。
月謝と回数券の料金表
料金表には、入会金・月謝・回数券・体験レッスンの料金を1つの表にまとめて載せましょう。消費税の課税事業者は、料金を税込価格で表示する必要があります。
料金表に載せたい内容の例は、次のとおりです。
| 料金の種類 | 載せる内容 |
|---|---|
| 入会金 | 支払う総額 |
| 月謝 | 月の回数と総額 |
| 回数券 | 回数・期限・総額 |
| 体験レッスン | 総額と所要時間 |
総額表示の義務は表示の方法を問わないため、ホームページの料金表も対象です。会員制のスポーツクラブでも、会員を広く一般から募集していれば対象になります。
免税事業者は義務の対象外ですが、財務省は消費者が支払う総額を表示するのが適正だと説明しています。開業したばかりのスタジオも、生徒が実際に支払う金額がわかる料金表にしておきましょう。
インストラクターの紹介
インストラクターの紹介は、どのような人が教えるのかを伝える場所です。大手のスタジオやオンラインレッスンと比較検討している人にとって、教える人の人柄は通う先を選ぶ判断材料になります。紹介文は本人の言葉で書くと、レッスン中の話し方に近い雰囲気まで伝わります。
紹介欄には、次の情報を載せましょう。
- 顔がわかる写真
- ヨガを始めたきっかけ
- 指導歴と取得した資格
- 得意なクラスや対象者
- 生徒へのメッセージ
資格は正式な名称と認定した団体名まで書くと、経歴の信頼性が高まります。複数のインストラクターが在籍する場合は、全員を同じ項目で紹介すると、生徒が担当者を比べて選べます。
初めての人向けの案内
初めての人向けの案内には、体験当日に迷わないための情報をまとめます。ヨガの経験がない人は「体が硬くても参加できるか」「何を用意すればよいか」がわからず、申し込みをためらう場合があります。
案内ページに入れたい内容は、次のとおりです。
- 体験レッスンの流れ
- 持ち物と服装
- 更衣室やシャワーの有無
- 最寄り駅と駐車場
- 予約とキャンセルの方法
地図はGoogleマップを埋め込み、スマートフォンからそのまま道順を調べられるようにしておきましょう。アクセスは住所だけでなく、駅からの道順や目印になる建物まで書くと、初めての人も迷わずに来られます。
ヨガスタジオらしいデザインの決め方
デザインは、スタジオの雰囲気をホームページで伝える役割を担います。制作会社に任せきりにせず、色・写真・参考サイトの3つを事前に決めておくと、イメージどおりの仕上がりに近づきます。
ここで取り上げるのは、デザインを決めるための3つの手順です。
雰囲気に合う色を選ぶ
色を選ぶ前に、ホームページで伝えたい雰囲気を言葉にしておきましょう。「落ち着いて深呼吸できる場所」「明るく体を動かせる場所」のように生徒に感じてほしい印象を1文で決めると、色の候補がしぼれます。
落ち着いた印象ならベージュと生成り、すっきりした印象なら白と淡いグリーンが組み合わせの候補です。スタジオの内装やロゴの色と合わせておけば、ホームページで見た印象のまま実際のスタジオを訪れてもらえます。
使う色は少なめにして、予約ボタンだけを目立つ色にしておくと、どのページからでも予約の入り口が目に入ります。色の希望を制作会社に伝えるときは、スタジオの壁やマットの写真も添えましょう。
レッスン中の写真で空気感を伝える
写真は、スタジオの空気感を文章より早く伝えます。筆者がすすめるのは、多少粗くても実際のスタジオとレッスン中の様子を撮った写真です。素材サイトの写真は、誰のお店でもないためです。
スタジオ全体の広さがわかる写真を1枚用意し、インストラクターが指導する場面を加えると、通ったときの様子を思い描いてもらえます。少人数のクラスなら、生徒とインストラクターの距離が近い場面を選ぶと、スタジオの雰囲気がそのまま伝わります。
生徒が写る写真を使う場合は、掲載前に本人の了解を取っておきましょう。Instagramで日々の投稿をしているなら、投稿の一覧を表示するフィード表示も組み込めます。フィード表示なら投稿に合わせてホームページ側の写真も切り替わりますが、ビジネスまたはクリエイターアカウントが必要です。
参考サイトを集めて制作者に伝える
デザインの好みは、言葉だけでは制作者に伝わりにくいものです。気になるヨガスタジオやカフェのホームページを集め、URLと「どこが気に入ったか」を合わせて渡しましょう。
伝える内容の例は、次のとおりです。
- 写真を大きく使う構成
- 余白が広く文字が少ない
- 予約ボタンの色と位置
- やわらかい文章の語り口
「全体の雰囲気が好き」だけでは、制作者によって受け取り方が変わります。集めたサイトはスマートフォンでも表示を確認してから渡すと、実際に見られる画面で話を進められます。気に入った部分を1つずつ言葉にして伝えれば、制作者との認識のずれは減り、方向性もしぼれるでしょう。
ヨガスタジオに合う予約機能の選び方
ホームページで体験レッスンの予約を受ける方法は、予約フォーム・予約システムとの連携・事前決済の3つに分かれます。費用と運用の手間がそれぞれ異なるため、スタジオの規模や料金体系に合わせて選びましょう。
ここでは、3つの方法の特徴と向いているスタジオを順に解説します。
予約フォームで受け付ける
予約フォームは、名前や希望日時を入力してもらい、スタジオ側がメールで日時を確定させる方法です。ホームページの中に作れるため、追加の月額料金がかからず、開業直後の小さなスタジオでも始められます。
3つの方法の違いは、次のとおりです。
| 方法 | 月額費用 | 確定の手間 |
|---|---|---|
| 予約フォーム | 追加なし | 手作業で返信 |
| 予約システム | 0円〜 | 自動で確定 |
| 事前決済 | 0円〜+手数料 | 自動で確定 |
予約フォームは費用を抑えられる反面、空き枠の管理と返信をすべて手作業で進める必要があります。返信が遅れると、その間にほかのスタジオへ申し込まれる場合もあります。
フォームで名前や連絡先を受け取るなら、送信ボタンを押す前に目に入る位置へ、個人情報の利用目的を表示しておきましょう。
関連記事:ヨガ教室の集客施策7選|SNS・MEO・ホームページの使い分けも解説
予約システムと連携する
予約システムは、空き枠の表示から予約の確定、確認メールまでを自動で進める仕組みです。ホームページには予約ページへのボタンを置くか、予約画面を埋め込みます。
月謝や回数券で運営するなら、その管理機能がどの料金プランで使えるかを確かめてから選びましょう。STORES予約で使えるのは、年間契約で月9,790円(税込)のスモールプランからです。RESERVAは月額プランなら無料プランから、回数券はゴールドプラン(年払いで月13,200円・税込)からが対象です。
Googleビジネスプロフィールと連携すれば、Googleマップから予約を受けられます。「Google で予約」に対応した予約システムを使う方法と予約ページのリンクを載せる方法があり、前者は予約システム側の料金がかかる場合があります。
事前決済まで予約システムで済ませる
事前決済は予約と同時にカードで料金を受け取る方法で、無断キャンセルを減らしたいスタジオに向いています。
手数料は、RESERVAが4.9%です。STORES予約は中小特別料率の適用を受けた場合で、フリープランなら5.2%〜、STORESのスタンダードプラン(月額3,300円・税込・年間契約)に加入すると3.3%〜です。中小特別料率は、店舗のないオンラインサービスには適用されません。
キャンセル料を設定するなら、金額と受付の期限を予約画面にはっきり書いておきましょう。同じ種類の契約の解除で生じる平均的な損害を超えるキャンセル料は、超えた部分が消費者契約法で無効になる場合があります。有料レッスンの申し込みをホームページで受けるなら、事前決済の有無を問わず、特定商取引法に基づく表示も必要です。
ヨガスタジオのレッスン表を更新する方法
ヨガスタジオでは、休講や代行、ワークショップの追加でレッスン表が変わる場面があります。更新のたびに制作会社へ依頼していると、ホームページの情報が実際の予定より遅れがちです。
ここでは、当日の変更をすぐ反映する方法と、更新を任せる範囲の決め方を解説します。
休講や代行を当日に反映する
当日の休講や代行をすぐ伝えるなら、スタジオ側でスマートフォンから書き換えられる仕組みを用意しましょう。手軽な手段の一つが、Googleカレンダーをホームページに埋め込み、カレンダーの予定を直すだけで表示を切り替える方法です。

埋め込むには、カレンダーを一般公開に設定する必要があります。埋め込み用のコードはパソコン版のGoogleカレンダーから取得するため、最初の設定だけはパソコンで進めましょう。
一般公開にすると、ホームページが検索できる状態ならカレンダーも検索結果に表示されます。予定の詳細を伏せたいときに使えるのが、時間枠だけを表示する設定です。予約システムを使っている場合は、休講した枠を予約画面からも閉じておけば、行き違いの予約を防げます。
更新を任せる範囲を決める
筆者がWebディレクターだった頃は、多くのクライアントのWordPressが更新も保守もされないまま何年も放置されていました。更新作業は、スタジオ側で直す部分と制作会社に任せる部分を、公開前に分けておきましょう。レッスン表や休講のお知らせのように毎週変わる情報は、スタジオ側で直せるようにしておくと当日に間に合います。
料金の改定やページの追加のように作業量が多い更新は、制作会社に任せたほうが確実です。月額制では、更新を頼める回数がプランで決まっている場合があります。
当社の場合、更新対応の回数はプランごとに月1回・月3回・無制限と分かれています。契約前に「月に何回まで更新を頼めるか」「スタジオ側で編集できる範囲はどこか」を確認しておけば、公開後に追加料金で困る場面を避けられるでしょう。
ヨガスタジオのホームページで守るルール
ホームページに載せる効果の説明や料金、生徒の写真には、守るべき法律上のルールがあります。表現によっては、景品表示法などの規制の対象になる場合もあります。
ここで取り上げるのは、効果の表現・生徒の声と写真・Web販売の表示の3つです。
効果を断定する表現
「必ず痩せる」「腰痛が治る」のように、効果を断定する表現は避けましょう。サービスの内容を実際より著しく優れていると示す表示は、景品表示法の優良誤認表示として禁止されています。
消費者庁から効果の根拠を示す資料を求められ、合理的な根拠を出せなければ、その表示は不当表示とみなされます。消費者庁の指針が挙げる例の一つは、痩身効果をうたう美容サービスです。
ホームページでは、効果を約束する代わりに、レッスンの内容と対象者を事実のまま書きましょう。たとえば「肩まわりをほぐすポーズが中心の初心者向けクラス」のように書けば、効果に触れなくてもレッスンの様子が伝わります。
生徒の声や写真の掲載
生徒の声は、都合の良い感想だけを選んだり、言葉を書き換えたりせず、いただいた内容をそのまま載せましょう。消費者庁の調査では、効果を感じた体験談に「個人の感想です」と添えても、見た人の受け止め方はほとんど変わりませんでした。
効果を得られない人が相当数いるのに効果のあった声だけを載せると、打消しの一文を添えても景品表示法上の問題になるおそれがあります。
顔がわかる生徒の写真は個人情報にあたるため、利用目的を知らせるか公表しておく必要があります。不特定多数が見るホームページに載せる前は、本人の同意を得ておくのが望ましい対応です。
関連記事:治療院のホームページ集客とは?症状別の見せ方から広告規制まで解説
Web販売で必要な表記
オンラインレッスンや回数券の申し込みをホームページで受けると、支払いが店頭でも特定商取引法の通信販売にあたります。申し込みを受けるページには、主に次の項目を表示する必要があります。
- 税込の料金
- 支払いの時期と方法
- レッスンの提供時期
- キャンセルや途中解約の方法
- 事業者の氏名・住所・電話番号
月謝のように一定期間続く契約では、回数や期間と途中解約の方法を、申し込みを確定する直前の画面にも表示しましょう。
料金の見せ方にも注意が必要です。消費者庁は2025年12月に「全部受け放題」「月々1,980円〜」などと表示していたSOELU株式会社について、有利誤認の疑いに対する改善計画(確約計画)を認定しました。違反を認定したものではありませんが、受けられるレッスンの条件は料金と同じ画面に書いておくと安心でしょう。
ヨガスタジオのホームページ制作の依頼先
依頼先は、制作会社・フリーランス・作成ツールでの自作の3つに分かれます。予算だけでなく、公開後の更新を誰が担うかまで考えて選ぶのが、運営を続けるうえでのポイントです。
ここでは、それぞれの費用の目安と向いているスタジオを紹介します。
制作会社に頼む場合
制作会社に頼むと、デザインから原稿、撮影、予約システムの設定までをまとめて任せられます。費用は、地域の中小制作会社なら小規模なサイトで30〜100万円ほどが目安で、大手の総合制作会社では300万円を超える場合もあります。
原稿や写真の準備まで手が回らない開業準備中のオーナーには、心強い依頼先です。選ぶときは、ヨガスタジオや美容・サロンなど、予約の導線を重視する業種の制作実績があるかを確かめましょう。
月額制で制作する会社もあり、当社も初期費用0円(対応エリア内)・月額3,850円(年額一括払い)から、撮影を含めて制作しています。見積もりでは、公開後の更新や保守がどこまで料金に含まれるかも確認しましょう。
関連記事:ホームページ制作会社の選び方7基準|費用相場と契約の注意点も解説
フリーランスに頼む場合
フリーランスに頼む場合の費用は、5〜50万円ほどが目安です。制作会社より安く済む一方で、スキルや連絡の速さは人によって大きく異なります。
注意したいのは、依頼するスタジオ側にも法律上の義務がある点です。フリーランスに仕事を頼んだら、すぐに作業の内容・報酬の額・支払期日などを書面かメールなどで伝える必要があります。
この義務はフリーランス・事業者間取引適正化等法で決められており、個人で開業したインストラクターが頼む場合も対象です。電話など口頭で伝えるだけでは認められません。過去の制作実績と合わせて、ホームページの著作権を譲ってもらえるかも契約前に確認しましょう。
関連記事:ホームページ制作をフリーランスに依頼するメリットは?費用や流れも解説
作成ツールで自作する場合
作成ツールを使えば、テンプレートに文章と写真を入れるだけで、月額千円台からホームページを公開できます。たとえば、ホームページ作成サービスのペライチは月払いで月額1,628円(税込)から使え、予約機能はビジネスプラン(月額4,378円・税込)以上が対象です。
出費は3つの依頼先で最も少なく済みますが、写真の撮影から文章作成、予約の設定まで、すべてスタジオ側で進める必要があります。レッスンや集客と並行して作業時間を確保できるかが、自作を選ぶ判断基準です。
まずは自作で公開し、生徒が増えてから制作会社に作り直しを頼むのも一つの進め方です。
ヨガスタジオのホームページでよくある質問
ホームページの制作を考え始めると、依頼の時期・補助金・予約サイトとの使い分けで迷う場面があります。
最後に、3つの疑問にお答えします。
開業前の場合、いつ頼めばいい?
開業に合わせて公開するなら、遅くとも開業の3か月前には制作会社へ相談を始めましょう。依頼してから公開までは1〜3か月ほどが目安で、原稿や写真の準備が遅れるほど公開も後ろにずれます。
内装が整ってからレッスン風景を撮影したい場合は、撮影日から逆算して制作の日程を組みましょう。料金やクラスの構成が固まる前でも、スタジオの名前・コンセプト・住所が決まった段階で相談を始めると、準備の順番を制作会社とすり合わせられます。体験レッスンの予約を開業前から受けたいなら、予約ページだけを先に公開する方法もあります。
関連記事:ホームページ制作の流れを公開日から逆算|依頼時期・準備・修正日数を解説
ホームページ制作に補助金は使える?
ホームページの制作費には、小規模事業者持続化補助金を利用できる場合があります。現在の公募は第20回で、申請受付は2026年11月5日から12月15日17時までです。
補助率は原則3分の2で、ウェブサイト関連費として申請できる補助金額の上限は30万円(税込)です。ウェブサイト関連費だけでは申請できず、販路を広げるためのほかの経費と組み合わせる必要があります。
申請できるのは申請時点で開業している事業者で、開業前の創業予定者は対象外です。交付が決まる前に発注や支払いをした費用も対象外のため、開業に合わせて作るホームページより、開業後の作り直しや機能の追加で検討しましょう。
関連記事:ホームページ製作の補助金とは?対象経費から申請の流れまで解説
予約サイトを使っていてもホームページは必要?
予約サイトを使っていても、ホームページはあったほうが安心です。多くの予約サイトは決められた項目に沿って掲載するため、スタジオの考え方やインストラクターの経歴を詳しく伝えるには限りがあります。
ホームページは、レッスン内容・料金・アクセスを自由な構成でまとめられる、スタジオ独自の情報発信の場です。InstagramやGoogleマップから訪れた人が、最後に情報を確かめる場所にもなります。
予約の受付は予約サイトのまま続け、ホームページの予約ボタンから予約サイトへ案内する使い方もできます。予約サイトとホームページの両方に同じ料金とレッスン表を載せ、内容が食い違わないように管理しましょう。
ヨガスタジオのホームページ制作について解説しました
ヨガスタジオのホームページ制作費用は、ヨガ・ピラティス業界の中央値で30.0万円、テンプレートを使う制作なら5〜30万円ほどが中心です。見積もりでは撮影・予約システム・原稿作成が料金に含まれるかを確かめ、公開後の維持費を加えた総額で比べましょう。
まずはレッスン表・料金・インストラクターの紹介文の材料を手元にそろえ、予約をフォームで受けるか予約システムに任せるかを決めましょう。効果を断定しない書き方や料金の総額表示も、原稿の段階で確認しておくと安心です。
当社では、初期費用0円(対応エリア内)・月額3,850円(年額一括払い)から、店舗写真の撮影とサーバー・ドメインの費用を含めてホームページを制作しています。予約の導線やレッスン表の更新方法に迷う場合は『レノワード企画』へご相談ください。
参考サイト
- No.6902「総額表示」の義務付け|国税庁
- 総額表示に関する主な質問|財務省
- 消費税における「総額表示方式」の概要|財務省
- 不実証広告規制|消費者庁
- 不当景品類及び不当表示防止法第7条第2項の運用指針―不実証広告規制に関する指針―|消費者庁
- 打消し表示に関する表示方法及び表示内容に関する留意点(実態調査報告書のまとめ)|消費者庁
- SOELU株式会社から申請があった確約計画の認定について|消費者庁
- 通信販売|特定商取引法ガイド
- 通信販売広告について|特定商取引法ガイド
- 通信販売の申込み段階における表示についてのガイドライン|消費者庁
- 消費者契約法逐条解説第9条(消費者が支払う損害賠償の額を予定する条項等の無効等)|消費者庁
- 個人情報の保護に関する法律についてのガイドライン(通則編)|個人情報保護委員会
- Q7-11会社の行事で撮影された写真などを、当社内で展示する場合、写真に写っている本人からあらかじめ同意を得る必要がありますか。|個人情報保護委員会
- 特定受託事業者に係る取引の適正化等に関する法律(フリーランス・事業者間取引適正化等法)パンフレット|公正取引委員会
- 誰でもできる著作権契約マニュアル|文化庁
- 「持続化補助金<一般型・通常枠>」第20回公募要領を公開受け付け開始は11月5日|J-Net21
- 中小企業庁担当者に聞く令和8年度小規模事業者持続化補助金のポイント|ミラサポplus

