園のホームページが古いまま、あるいはそもそもない状態で、園児募集や保育士採用に不安を感じていませんか?費用がいくらかかるのか、何を載せればよいのかわからないままでは、一歩を踏み出しにくいものです。
この記事では、保育園のホームページ制作にかかる費用相場や制作会社の選び方、園児募集・採用につながる作り方を解説します。写真掲載の注意点や、忙しい現場でも更新が続く運用のコツも紹介します。
自園に合った制作方法と進め方の道筋が見え、安心して最初の相談へ踏み出せるはずです。
※本記事は2026年7月時点の情報をもとに作成しています。
保育園のホームページ制作とは?
保育園のホームページは、園の情報を伝えるだけでなく、園児募集や保育士採用を支える経営の基盤です。少子化で園児の確保が難しくなるなか、その役割は年々大きくなっています。
まずは、保育園がホームページをもつ目的と、園の運営で果たす役割を整理していきましょう。
ホームページをもつ4つの目的
保育園のホームページには、大きく分けて4つの目的があります。どの目的を重視するかで、必要なページやデザインの方向性が変わります。
主な目的は、次のとおりです。
- 入園を検討する保護者への情報提供
- 在園児の保護者との情報共有
- 保育士採用に向けた職場の紹介
- 地域や関係機関からの信頼づくり
4つのうちどれを優先するかを最初に決めると、掲載する内容や構成の判断に迷わなくなります。たとえば園児募集を最優先にするなら、入園案内や見学予約の情報を目立つ位置に置く設計が有効です。
目的があいまいなまま作り始めると、誰に向けたサイトかわからない仕上がりになりがちです。
園児募集と保育士採用での役割
保育園のホームページは、園児募集と保育士採用の両面で成果を左右します。こども家庭庁の取りまとめでは、保育所等の定員充足率は88.4%(令和7年4月1日時点)で、利用児童数も減少傾向にあります。
定員割れを防ぐには、入園先を探す保護者に園の魅力が伝わる発信が必要です。あわせて、保育士の有効求人倍率は2.77倍(令和7年7月・全国)と全職種平均を大きく上回り、採用の厳しさも続いています。
園児募集と保育士採用の両方を1つのホームページで支える設計が、これからの園運営の土台です。保護者向けと求職者向けの入口を分けて用意すると、それぞれに必要な情報が届きやすくなります。
保育園ホームページ制作の費用相場
保育園のホームページ制作にかかる費用は、制作方法によって大きく変わります。相場を知らないまま見積もりを取ると、提示された金額が適正かどうか判断できません。
ここでは、制作方法別の目安と費用の内訳、費用を抑える工夫を順に見ていきましょう。
制作方法別の費用目安
保育園のホームページ制作は、依頼先によって費用の桁が変わります。民間の調査(2026年時点)では、保育園・幼稚園サイトの制作費は平均75.4万円・中央値60万円と報告されています。
制作方法別の初期費用の目安は、次のとおりです。
| 制作方法 | 初期費用の目安 |
|---|---|
| 自作ツール | 0〜10万円 |
| フリーランス | 10〜50万円 |
| 制作会社 | 30〜150万円 |
| 月額制サブスク型 | 0円〜 |
同じホームページ制作でも、自作なら10万円以下、制作会社へのオリジナル依頼なら30〜150万円と大きな幅があります。どこまで作り込むかで金額が変わるため、目的と予算のバランスで選びましょう。
初期費用と月額運用費の内訳
ホームページの費用は、作るときにかかる初期費用と、公開後に毎月かかる運用費に分かれます。初期費用にはデザイン、ページ作成、写真撮影などが含まれ、オリジナル性を高めるほど金額が上がります。
月額運用費は、サーバーやドメインの管理、保守、更新サポートにかかる費用です。制作会社に依頼した場合は月5,000円〜3万円程度が目安で、テンプレート型サービスなら初期費用無料・月額5,500〜11,000円ほどのプランもあります。
月額費用は契約が続く限り発生するため、初期費用だけでなく年間の総額で比較する視点が必要です。見積もりを取るときは、月額に含まれる作業の範囲まで見比べましょう。
費用を抑える工夫
制作費を抑えたいときは、依頼の仕方を工夫すると効果があります。品質を落とさずに減らせる部分と、削ると成果に響く部分を分けて考えましょう。
代表的な工夫は、次のとおりです。
- 写真や原稿を園側で用意する
- テンプレートデザインを活用する
- 最初はページ数を絞って公開する
- 月額制のサブスク型を選ぶ
初期費用を抑えたい園には、初期0円で始められる月額制のサブスク型も現実的な選択肢になります。ただし、安さだけで選ぶと更新やサポートが不十分な場合があるため、公開後の体制まで含めて比較が必要です。
関連記事:ホームページサブスクと買い切り型の違いとは?費用や選び方を解説
保育園ホームページ制作会社の選び方
費用の目安がつかめたら、次はどこへ依頼するかを決める段階です。依頼先との相性は、完成度だけでなく公開後の運用のしやすさにも影響します。
ここでは、依頼先選びで失敗しないための3つの確認点を紹介します。
保育園に強い制作会社を選ぶ
保育園や幼稚園のサイトを手がけた経験がある会社は、園児募集や採用に直結する提案に強い傾向があります。業界を知らない会社に頼むと、見た目はきれいでも保護者が知りたい情報が抜けた構成になる場合があります。
保育・教育分野の制作経験と、園児募集への理解があるかどうかを最初の判断基準にしましょう。打ち合わせの段階で「園児募集のためにどんな工夫をしますか」と質問すると、提案力を見極められます。
公開後のサポート体制も確認したい点です。困ったときに相談できる窓口があるか、修正対応の費用はいくらかを契約前に聞いておくと安心できます。
制作実績を確認する
候補の会社が見つかったら、制作実績のサイトを実際に開いて確かめましょう。実績ページの画像だけでは、使いやすさや表示の速さまでは判断できません。
確認したい点は、次のとおりです。
- デザインが園の雰囲気に合うか
- スマホで見やすく表示されるか
- お知らせの更新が続いているか
- 問い合わせの動線がわかりやすいか
実績サイトの更新が止まっている場合は、公開後のサポートが手薄な可能性を疑う手がかりになります。可能であれば「制作後に問い合わせや見学が増えたか」まで質問すると、より確かな判断ができるでしょう。
自作・外注のどれが合うか見極める
制作手段は、自作ツール、フリーランス、制作会社の3つに大きく分かれます。それぞれ費用と手間のバランスが異なるため、園の状況にあわせた見極めが必要です。
自作は費用を最小限にできますが、作成と更新の手間はすべて園側にかかります。フリーランスは比較的安く柔軟に対応してもらえる一方、体制が個人に依存するため、連絡が取れなくなるリスクも考えておきましょう。
制作会社は費用が高めでも、品質とサポート体制が安定しています。ITに詳しい職員がいない園ほど、公開後まで伴走してくれる依頼先を選ぶ判断が合理的です。予算、急ぎの度合い、園内のIT習熟度の3点で比べてみましょう。
関連記事:ホームページ制作をフリーランスに依頼するメリットは?費用や流れも解説
保育園のホームページ制作で載せる内容
掲載する内容を決める基準は、保護者が知りたい情報からの逆算です。園が伝えたい順ではなく、読み手が探す順に整理すると、迷わせないホームページになります。
ここでは、保育園のホームページに載せたい基本のコンテンツを3つに分けて解説します。
保育方針と園の特色
入園先を比べる保護者が最初に確かめるのは、園の保育方針と特色です。どんな想いで子どもと向き合っているのか、ほかの園と何が違うのかを、専門用語を避けた言葉で伝えましょう。
保育方針は理念だけを掲げるのではなく、日々の保育でどう実践しているかとセットで書くと伝わり方が変わります。たとえば「食育を大事にしています」だけで終えず、給食やクッキング活動の様子まで紹介する書き方です。
園長やスタッフの紹介も、安心感につながる要素です。顔写真とひとことメッセージがあるだけで、見学前の不安をやわらげられます。
一日の流れと年間行事
園での一日の流れは、登園から降園までを時系列で紹介します。初めて子どもを預ける保護者は「日中どう過ごすのか」を具体像として知りたいためです。
年間行事は、季節ごとの写真を添えて紹介しましょう。行事の一覧だけを並べるより、昨年の様子がわかる写真つきの紹介のほうが、園生活のイメージは格段に膨らみます。
時間割や行事は年度で変わる場合があります。「内容は年度により変わります」と一言添えておくと、入園後の認識ずれを防げるでしょう。運動会や発表会など人気の行事は、写真の枚数を増やして紹介するのも効果的です。
施設・給食・入園案内
施設紹介では、保育室や園庭、セキュリティ設備などを写真つきで見せます。給食は献立の写真やアレルギー対応の方針を載せると、食の安心を重視する保護者に届きます。
入園案内のページに載せたい項目は、次のとおりです。
- 対象年齢と定員
- 保育時間と延長保育
- 利用料金や実費の目安
- 見学予約と申込の方法
入園案内は「見て終わり」ではなく、見学予約や問い合わせへ進める形で締めくくる設計が効果的です。申込時期が近づいたら、トップページからも案内できるようにしましょう。
園児募集につながるホームページ制作
載せる内容がそろっても、それだけで園児が集まるわけではありません。保護者の目線で情報を磨き、見つけてもらう工夫までそろえて、初めて募集の成果につながります。
ここでは、園児募集に効く4つの取り組みを取り上げます。
保護者が知りたい情報を届ける
園児募集で大事なのは、園が見せたい情報より、保護者が知りたい情報を優先する姿勢です。費用・保育時間・空き状況・預けるまでの手続きは、入園検討の判断材料として真っ先に探されます。
見学から入園までの流れを順を追って載せると、保護者は安心して次の行動へ進めます。「見学申込→見学→申請→入園決定」のように、いつ何をすればよいかを示しましょう。
よくある質問のページも有効です。「おむつは持参ですか」「発熱時の対応は」など、電話で聞くほどではない疑問に先回りで答えられます。
園の雰囲気を写真で伝える
園の雰囲気は、文章より写真のほうが伝わります。子どもの生き生きした表情、先生との関わり、園庭で遊ぶ様子は、どんな説明文より雄弁です。
写真は撮影の質と鮮度の両方が影響します。暗い室内写真や数年前の古い写真は、実際の保育がよくても「古い園」の印象を与えてしまいます。季節の行事ごとに撮りためて、定期的に入れ替えましょう。
なお、園児の写真を載せる際は保護者の同意などの配慮が必要です。詳しくは後述の写真掲載の章で解説します。
スマホでも見やすくする
保護者の多くは、通勤中や寝かしつけのあとにスマホで園を探します。パソコン向けの画面しかないホームページは、それだけで比較の候補から外れやすくなります。
スマホ画面での見やすさは、デザインの好みではなく園児募集の成果に直結する条件です。文字の大きさやボタンの押しやすさ、タップで電話をかけられる仕組みまでチェックしましょう。
今あるホームページがスマホ非対応の場合は、リニューアルの優先度を上げて検討する価値があります。制作会社に依頼すれば、スマホ対応は標準で組み込まれるのが一般的です。
検索やマップで見つけてもらう
どれだけ内容を充実させても、見つけてもらえなければ読まれません。保護者は「地域名+保育園」で検索するため、ページのタイトルや本文に園のある市区町村名や駅名を自然に含めましょう。
あわせて取り組みたいのが、Googleマップへの対応です。Googleビジネスプロフィール(マップ上の園情報を管理する無料の仕組み)を整えると、近隣で園を探す保護者の目に留まりやすくなります。
住所や電話番号、開園時間を最新に保ち、園の写真も登録しましょう。ホームページとマップの情報が食い違うと、信頼を損ねる原因になります。
保育士採用を強化するホームページ制作
保育士の採用難が続くいま、求人票を出すだけでは応募が集まりにくくなっています。応募を迷う求職者が最初に確かめるのは、園の名前で検索して表示されるホームページです。
ここでは、採用につながるホームページの作り方を3つの切り口で解説します。
求職者に響く採用ページを作る
採用情報は、保護者向けの情報とは別に、独立したページとして用意しましょう。求職者と保護者では知りたい内容がまったく異なるためです。
募集職種・給与・勤務時間・休日・福利厚生は、正確に最新の内容を載せます。有効求人倍率2.77倍の売り手市場では、情報が古い園や条件があいまいな園は比較の段階で候補から外れてしまいます。
働く園を選ぶ保育士の目線で「ここで働く姿を想像できるか」を確かめながら、ページを作り込みましょう。
働く環境や先輩の声を見せる
給与や休日の条件だけでは、職場の雰囲気までは伝わりません。求職者が本当に知りたいのは「どんな人と、どんな空気の中で働くのか」です。
採用ページに加えたい要素は、次のとおりです。
- 先輩保育士のインタビュー
- 勤務の一日の流れ
- 研修や新人サポートの体制
- 休暇や働き方への取り組み
現場の先生の声を実名や顔写真つきで紹介できると、求人票では伝わらない安心感が生まれます。掲載にあたっては、ご本人の了承を得たうえで進めましょう。
応募につながる導線を整える
せっかく採用ページを読んでもらえても、応募方法がわかりにくければ離脱されます。応募フォームや連絡先は、ページ内のすぐ目につく位置に置きましょう。
いきなりの応募だけでなく「まずは園見学だけ」の気軽な選択肢を用意すると、応募までの心理的なハードルが下がります。見学申込のボタンを採用ページ内に設けるのが効果的です。
問い合わせ後の返信が遅いと、その間にほかの園へ流れてしまいます。応募や見学の連絡が届いたら誰がいつ返すか、園内の対応ルールまで整えておきましょう。
保育園ホームページの写真掲載の注意点
園児の写真は園の魅力を伝える最大の素材ですが、扱いを誤るとトラブルの原因にもなります。個人情報やプライバシーへの配慮は、保護者からの信頼に直結する部分です。
ここでは、写真掲載で押さえたい3つの配慮を整理します。
掲載前に保護者から得る同意
個人情報保護委員会は、個人を識別できる写真は個人情報にあたり、ホームページへの掲載などで第三者の閲覧に供する際は本人の同意を得る必要があるとの考え方を示しています。園児の写真の場合は、保護者から同意を得てから掲載するのが原則です。
実務では、入園時に写真掲載の同意書を渡す運用が広く使われています。ホームページ、パンフレット、SNSなど用途ごとに同意の可否を選べる書式にすると、保護者も迷わず判断できます。
同意していないお子さんが写り込んだ写真は使わない、途中で同意を取り下げられたら掲載を止める、といった運用の取り決めまで整えておきましょう。
子どもの安全への配慮
こども家庭庁と文部科学省は、保育所等のホームページに掲載された子どもの画像が本来の意図と異なる目的で使われるおそれを踏まえ、掲載のあり方について注意喚起をしています(令和6年5月)。性的な部位を含む画像を掲載しない(掲載済みのものは削除する)、閲覧できる範囲を限定するなどの慎重な検討が求められています。
具体策として意識したいのは、次の3点です。
- 水着や着替えの場面は掲載しない
- 名前と顔が同時にわからない見せ方にする
- 名札や持ち物など個人がわかる情報に注意
公開範囲に迷う写真は、誰でも見られるページではなく保護者限定ページで共有する方法が安全です。かわいさよりも、子どもを守れているかを基準に写真を選びましょう。
個人情報とセキュリティの対策
写真の選び方だけでなく、ホームページ自体のセキュリティ対策も必要です。通信を暗号化するSSL化は、問い合わせフォームで保護者の個人情報を受け取る以上、必須の設定と考えましょう。
保護者限定ページを設ける場合は、パスワードの管理方法まで決めておきます。卒園や退園のタイミングでパスワードを変更する運用にすると、閲覧できる人の範囲を今の在園世帯に保てます。
管理画面のパスワードを強力なものにする、システムのアップデートを怠らないなどの基本も大事です。制作会社に依頼する際は、セキュリティ対応の範囲を契約前に確認しましょう。
先生が自分で更新できるホームページ制作
ホームページは、公開してからが本番です。お知らせやブログが何か月も止まったままでは、閲覧した保護者や求職者に「動いていない園なのでは」と不安を与えてしまいます。
ここでは、忙しい現場でも更新が続く仕組みづくりを解説します。
更新しやすいCMSを選ぶ
日常の更新を園内で完結させるには、CMS(園側で更新できる管理システム)を使ったホームページにする選択が近道です。WordPressをはじめとしたCMSなら、ブログを書く感覚でお知らせを投稿できます。
ただし、CMSなら何でもよいわけではありません。操作が複雑な仕組みを選ぶと、結局は現場で使われず、更新が止まる結果につながります。
契約前に管理画面のデモを見せてもらい、ITが得意でない先生でも投稿できそうかを確かめましょう。スマホから写真つきで投稿できるかどうかも、現場目線では大事な確認点です。
更新の担当と頻度を決める
使いやすい仕組みがあっても、誰が書くかが決まっていなければ更新は止まります。主担当と補助の2名以上で分担し、担当者が休んでも止まらない体制にしましょう。
更新頻度は「できるだけ頻繁に」ではなく、月2回など続けられる回数で決めるのが長続きの条件です。高い目標を立てて挫折するより、少ない回数でも継続するほうが信頼につながります。
書くタイミングもルール化しましょう。「行事の翌週に写真を3枚載せる」のように決めておくと、ネタ探しに悩む時間を減らせます。
無理なく続ける運用ルールをつくる
更新を続けるコツは、がんばらなくても回る仕組みにあります。属人的な努力に頼らず、園の業務として組み込みましょう。
運用ルールの例は、次のとおりです。
- 担当者と投稿の締切を決める
- 1回の分量は写真数枚と短文でよいとする
- 行事報告など記事の型を用意する
- 忙しい時期は写真だけの投稿も認める
1回の投稿を軽くするほど更新は続き、結果としてホームページ全体の鮮度が保たれます。どうしても手が回らない場合は、制作会社の更新代行サービスを組み合わせる方法もあります。
保育園のホームページ制作の流れ
依頼先と内容の方向性が決まったら、実際の進め方を確認しましょう。全体の流れを把握しておくと、園内の準備も段取りよく進められます。
ここでは、相談から公開までの3つのステップを確認していきましょう。
目的と掲載内容を整理する
制作会社に相談する前に、園としての目的と材料を整理しておきましょう。園児募集を増やしたいのか、採用を強化したいのか、優先順位がはっきりしているほど提案の質が上がります。
現状の課題も書き出します。「ホームページがない」「古くてスマホで見づらい」「更新できる人がいない」など、困りごとを率直に伝えられる状態にしておきましょう。
使える写真や原稿がどれだけあるかを先に棚卸ししておくと、見積もりの精度が上がり、制作期間の短縮にもつながります。足りない素材は、撮影や原稿作成込みのプランで補えます。
制作会社に相談して見積もる
整理した内容をもとに、2〜3社へ相談して見積もりを取りましょう。1社だけでは、金額や提案が適正かどうかを判断できません。
比較するのは金額だけではありません。同じ予算でも、園の目的を踏まえた提案があるか、公開後のサポートが含まれるかで、得られる成果は大きく変わります。
初期費用をかけにくい園なら、月額制で始められる会社への相談も選択肢です。質問への返答の速さや説明のわかりやすさからも、公開後の付き合いやすさを推し量れます。
公開までのスケジュールを組む
制作期間は、テンプレート型なら短期間で済む一方、オリジナルデザインは1か月以上かかるのが一般的です。写真撮影や原稿作成を含む場合は、さらに余裕を見ておきましょう。
大事なのは、園児募集のスケジュールからの逆算です。保護者の園探しは入園申込の受付前に活発になるため、その時期に間に合うよう公開日から逆算して着手しましょう。
申込時期は自治体により異なるため、自園の地域のスケジュールを確認したうえで計画を立てます。園側の確認作業が遅れると公開も遅れるため、園内の確認担当も先に決めておくと安心です。
保育園のホームページ制作でよくある質問
最後に、保育園のホームページ制作を検討する園から寄せられやすい質問にお答えします。期間や費用の補助など、判断の前に確認しておきたい点ばかりです。
制作にはどのくらいかかる?
制作期間は、選ぶ方法によって大きく変わります。テンプレート型のサービスなら数日から、オリジナルデザインの制作なら1か月以上が一般的な目安です。
ページ数や写真撮影、原稿作成の有無でも期間は延びます。園側の原稿確認や写真選びに時間がかかると全体が遅れるため、実際には目安より長めに見ておくと安全です。
公開したい時期が決まっているなら、その2〜3か月前を目安に相談を始めましょう。行事や年度末で園が忙しい時期を避けて進めると、確認作業の負担も抑えられます。
古いサイトもリニューアルできる?
リニューアルはできます。作り直しの相談は多くの制作会社が受け付けており、今のサイトの内容や写真を活かした設計も可能です。
公開から数年が経ちデザインが古く見える、スマホで見づらいと感じるなら、リニューアルを検討する時期といえます。一般的には、3〜5年が見直しの目安です。
リニューアルの際は、今のサイトのURL(ドメイン)を引き継げるかも相談しましょう。長く使ってきたURLを引き継ぐと、検索結果からのアクセスが途切れにくくなります。
補助金は使える?
ホームページ制作費は、デジタル化・AI導入補助金(旧IT導入補助金)の対象外です。この補助金は登録されたソフトウェアの導入が対象で、一般的なホームページ制作は含まれません。
一方、小規模事業者持続化補助金には「ウェブサイト関連費」の区分があり、条件を満たせば制作費の一部に活用できる場合があります。ただし、ウェブサイト関連費だけでの申請はできず、交付申請額にも上限が設けられています。なお、対象は会社や個人事業主などの小規模事業者で、社会福祉法人や学校法人が運営する園は補助対象になりません。
対象となる事業者の範囲や要件は、公募回ごとの見直し対象です。申請を考えるなら、最新の公募要領を確認し、地域の商工会・商工会議所へ相談してみましょう。
保育園のホームページ制作について解説しました
保育園のホームページ制作は、園児募集と保育士採用の両方を支える経営の投資です。初期費用は制作方法により0円から150万円程度まで幅があり、目的と予算のバランスで依頼先を選ぶと失敗を防げます。
まずは園の目的と使える写真・原稿を整理し、2〜3社へ相談して見積もりを比べてみましょう。写真掲載の同意や更新の担当決めなど、公開後の運用まで見据えた計画が成果につながります。
初期費用を抑えて園児募集や採用に強いホームページを始めたいなら、月額制プランで公開後まで伴走する『レノワード企画』へご相談ください。
参考サイト

