インスタの埋め込み方法|コードの取得から表示されない時の対処まで解説

インスタの埋め込み方法|コードの取得から表示されない時の対処まで解説

自社サイトやブログにインスタの投稿を載せたいのに、コードの貼り方やWordPressでの設定で手が止まっていませんか。以前は表示できていたのに急に消えてしまい、原因を探している方もいるはずです。

この記事では、インスタの埋め込みの基礎から、埋め込みの4つの方法やコードの取得手順、WordPressでの設置や表示されないときの対処法・注意点までをまとめて解説します。

ひととおり読めば、自分のサイトに合った方法で投稿を表示でき、トラブルが起きても落ち着いて対処できるでしょう。

※本記事は2026年7月時点の情報をもとに作成しています。

インスタの埋め込みとは?

インスタの埋め込みとは、Instagram(インスタ)に投稿した写真や動画を、自分のホームページやブログにそのまま表示する機能です。画像を保存して貼り付けるのとは違い、インスタの投稿枠ごと表示されるため、見た人はクリックでインスタ本体へ移動できます。

まずは、埋め込みで表示できる中身と、投稿1件だけを出す方法・フィード全体を出す方法の違いから見ていきましょう。

埋め込みで表示できるコンテンツ

インスタの埋め込みで表示できるのは、フィード投稿の写真・動画・リールです。 タイムラインに残るタイプの投稿であれば、1件ずつコードを取り出してサイトに表示できます。

一方で、24時間で自動的に消えるストーリーズには埋め込み用のコードが用意されておらず、サイトには載せられません。リール動画は通常の投稿と同じように扱えるので、動きのある内容を見せたいときに向いています。

サイトに常設で載せたい写真や動画がある場合は、ストーリーズではなくフィード投稿かリールで残しておきましょう。消えないフィード投稿として残すのが、埋め込みの前提になります。投稿の種類を先に意識しておくと、あとで貼り替える手間も避けられます。

単一投稿とフィード表示の違い

インスタの埋め込みには、投稿を1件だけ表示する方法と、複数の投稿を並べて表示する方法があります。1件だけを見せるなら、インスタが発行する公式コードを貼るだけで完了します。

多くの投稿を並べて見せたい場合は、フィード表示を選びましょう。フィード表示は最新の投稿が入れ替わりで並ぶため、更新のたびにコードを貼り替える手間がいりません。

1件の紹介なら公式コード、最新の投稿を並べたいならフィード表示と、目的で使い分けるのが基本です。 ただしフィード表示にはプラグインや外部ツールを使います。どちらが目的に合うかは、このあとの章で方法ごとに確かめていきましょう。

インスタを埋め込むメリット

インスタの埋め込みには、サイトの見た目を整えるだけでなく、集客や運用の面でも利点があります。すでに投稿した内容をそのまま活用できるため、新しく素材を用意する負担もかかりません。

ここでは、サイト運営者が受け取れる代表的な4つのメリットを紹介します。

サイトの情報量と信頼性を高められる

インスタの投稿を埋め込むと、写真や動画が加わってサイトの情報量が増えます。文章だけのページよりも、店舗の雰囲気や商品を使う場面がそのまま伝わる点が強みです。

投稿に付いた「いいね」やフォロワーの反応も一緒に表示されるため、第三者からの評価が見える形で並びます。利用者のリアルな声は、運営者が書く説明よりも説得力のある材料です。

お店や商品を実際に使う人の投稿は、公式の説明以上の安心材料として働きます。 利用シーンが並ぶと、初めて訪れた人もサービスの中身をつかめます。訪問者の不安をやわらげたいページでこそ、埋め込みが効く場面です。

更新の手間を減らせる

インスタを普段から運用しているなら、その投稿をサイトにも活かすと更新の手間を減らせます。 サイト用に別の写真や文章を用意しなくても、投稿1つでSNSとサイトの両方を動かせるのが理由です。

フィード表示を使えば、インスタへ投稿したときにサイト側の表示も一緒に切り替わります。ページを毎回手作業で書き換える必要がなくなり、担当者の負担が軽くなる点も見逃せません。

更新が止まって見えるサイトは、訪れた人に「営業しているのか」との不安を与えます。インスタの更新がそのままサイトの鮮度につながる点は、忙しい運営者ほど大きな利点です。少ない手間で、動きのあるページを保てます。

インスタのフォロワーを増やせる

サイトにインスタを埋め込むと、ホームページを見た人をインスタのアカウントへ案内できます。埋め込んだ投稿はクリックするとインスタ本体へ移動するため、閲覧からフォローまでが一続きの導線です。

ホームページには、検索から訪れる新規の見込み客が集まります。その人たちにインスタの存在を知ってもらえれば、継続的に情報を届ける相手が増える点も魅力です。

サイトとインスタを行き来できる状態を作ると、一度の訪問で終わらない関係を築けます。 名刺やチラシにSNSを載せるのと同じ役割を、ホームページ上でも果たしてくれます。まずは目立つ位置に置き、導線を作りましょう。

集客や回遊率の向上につなげられる

インスタの埋め込みは、サイトに来た人の滞在時間を延ばし、集客の後押しにもなります。写真や動画に目が留まると、ページを離れずにほかの情報まで見てもらえるためです。

たとえば飲食店なら、料理の写真が並ぶだけでメニューページへの興味が高まります。旅行や美容のように写真の印象が決め手になる業種でも、実例が並ぶと問い合わせにつながる流れが生まれます。

ただし、埋め込みだけで売上が伸びるわけではありません。投稿の内容と、案内したいページへの導線をそろえて初めて、集客効果が生まれます。 どの投稿をどこに置くかを考え、見せたいゴールから逆算して配置しましょう。

インスタ埋め込みのデメリット

便利なインスタの埋め込みにも、導入前に知っておきたい弱点があります。仕組みを理解しておくと、あとで「思ったのと違う」と感じる場面を避けられるでしょう。

ここでは、代表的な2つのデメリットと、その向き合い方をあわせて見ていきます。

表示速度が遅くなる場合がある

インスタを埋め込むと、ページの表示速度が遅くなる場合があります。 埋め込み枠はインスタ側のデータをその都度読み込んで表示する分、どうしても表示までに時間がかかる構造です。

表示が遅いページは、開くのを待てずに離れてしまう訪問者を増やします。特にスマホの通信環境では、写真や動画の読み込みが重く感じられる場面もあるでしょう。

対策としては、次のような工夫が有効です。

  • 1ページの埋め込み数を絞る
  • 遅延読み込みを設定する
  • 軽量化のプラグインを使う

埋め込みは「多く載せるほど良い」わけではなく、見せたい投稿に絞るのが速度を保つコツです。読み込みの重さが気になるときは、載せる枚数から見直しましょう。

定期的なメンテナンスが必要になる

インスタの埋め込みは、一度貼ったら終わりではありません。もとの投稿を消したり非公開にしたりすると、サイト側の表示も一緒に消えてしまうため、貼ったあとも定期的な確認が求められます。

たとえばキャンペーンの投稿を後日削除すると、サイトに貼った枠が空欄になる場合があります。気づかないまま放置すれば、訪れた人には不具合のあるページに見えてしまう状態です。

そこで、月に一度は表示が崩れていないか見回る運用をおすすめします。元の投稿を消す前にサイト側を差し替えておくと、空欄になるトラブルを防げます。 更新の予定がある投稿は、埋め込みに使う前に一言メモを残しておくと安心です。

インスタの埋め込み方法は4種類

インスタをサイトに表示する方法は、大きく4種類あります。手軽さと自由度が方法ごとに違うため、目的に合ったやり方を選ぶことが失敗を避ける近道です。

ここでは、それぞれの特徴と向いている人を順番に見ていきましょう。

公式の埋め込みコード

公式の埋め込みコードは、インスタが投稿ごとに発行するHTMLを貼り付ける方法です。特別な知識がいらず、投稿を1件だけ紹介したいときに最も手軽に使えます。

コードはインスタの画面から数クリックで取得でき、費用もかかりません。ただし、表示は貼った時点の投稿のままで、投稿を追加しても自動では増えない点に注意が必要です。

まず試すなら、無料で確実なこの公式コードから始めるのが安心です。1件ずつ手で貼る形のため、たくさんの投稿を並べたい場合は、このあとのフィード向けの方法が候補になります。費用をかけずに埋め込みの感触をつかめるので、用途に合わせて入り口を決めましょう。

API連携

API連携は、インスタが用意する仕組みを使って投稿データを取り込み、自由な形で表示する方法です。デザインを細かく作り込みたい場合や、独自の見せ方をしたい場合に向いています。

自動で最新の投稿を反映できる一方、設定にはプログラミングの知識を求められます。個人で扱うにはハードルが高く、制作会社に依頼するケースが中心です。

デザインの自由度は一番高いものの、専門知識が前提になる点がAPI連携の特徴です。 コードを書く余裕がない場合は、次に紹介するプラグインや外部ツールが現実的な選択になります。自社の体制に合うかを見極めて選びましょう。

WordPressプラグイン

WordPressプラグインは、専用の機能を追加してインスタのフィードを表示する方法です。プログラミングをせずに、複数の投稿を自動で並べられる点が魅力です。

代表的なプラグインには「Smash Balloon Social Photo Feed」があり、インストール数は世界で100万を超えています。管理画面から設定でき、無料版でも基本の表示を十分に作れます。

WordPressでサイトを運営しているなら、フィード表示はプラグインが最も扱いやすい方法です。 導入の手順は、このあとのWordPressの章でくわしく解説します。まずは無料版から試すと、費用をかけずに使い勝手を確かめられます。

外部ツール・サービス

外部ツールは、インスタと連携させて埋め込み用のコードを発行するクラウド型のサービスです。WordPress以外のサイトでも使え、デザインの調整も画面上の操作だけで進められます。

コードを書かずにフィードを自動更新できるため、専門知識がなくても本格的な見せ方が可能です。無料プランから始められるサービスも多く、必要に応じて有料プランへ広げられるでしょう。

サイトの種類を問わず手早く見栄えを整えたいなら、外部ツールが有力な選択肢になります。 どのツールを選ぶかは、このあとの外部ツールの章で判断のポイントを紹介します。まずは無料の範囲で試すところから始めると安心です。

インスタの埋め込みコード取得手順

ここからは、最も手軽な公式の埋め込みコードを使う手順を解説します。作業はパソコンのブラウザで進めるのが基本で、数分あれば1件の投稿をサイトに表示できます。

コードの取得から貼り付けまでを、3つのステップに分けて見ていきましょう。

PCのブラウザでコードを取得する

埋め込みコードは、パソコンのブラウザ版インスタから取得します。スマホアプリでは投稿のメニューにコードが出ない場合があるため、パソコンでの操作が確実です。

取得までの流れは、次のとおりです。

  1. ブラウザでインスタにログインする
  2. 埋め込みたい投稿を開く
  3. 右上の「・・・」をクリックする
  4. メニューから「埋め込み」を選ぶ

コードを取り出す入り口は、投稿右上の「・・・」メニューにあります。 非公開アカウントの投稿にはこのメニューが出ないため、埋め込みたい投稿は公開状態にしておきましょう。公開に切り替えてから作業を始めると、途中で止まらずに済みます。

埋め込みコードをコピーする

「埋め込み」を選ぶと、その投稿のHTMLコードが画面に表示されます。「埋め込みコードをコピー」のボタンを押せば、コードがそのまま手元にコピーされる仕組みです。

このとき、投稿のキャプション(説明文)を含めるかどうかを選べます。写真や動画だけをすっきり見せたい場合は、キャプションを外す設定にしておくのがおすすめです。

コピーの直前に、キャプションの有無を目的に合わせて選んでおくと、あとの調整が楽になります。 コードは文字の羅列に見えますが、中身を書き換える必要はありません。表示された内容をそのままコピーして、次のステップへ進みましょう。

サイトにコードを貼り付ける

コピーしたコードを、表示したいページの編集画面に貼り付けます。WordPressの場合は「カスタムHTML」ブロックを選び、その中へコードを貼ると投稿が表示される流れです。

貼り付けたあとは、必ずプレビューで表示を確認しましょう。編集画面では枠だけに見えていても、公開後のページでは投稿がきちんと表示されるケースがあります。

貼り付け後はプレビューと公開ページの両方で見え方を確かめるのが、崩れを防ぐ確実なやり方です。 表示がおかしいときは、コードを取り直して貼り直すと直るケースが目立ちます。うまくいかないときも、落ち着いて一つずつ試しましょう。

WordPressにインスタを埋め込む

WordPressでは、単一投稿とフィード全体で埋め込みの進め方が変わります。1件だけならコードを貼るだけですが、投稿を一覧で並べるにはプラグインを使うのが基本です。

ここでは、WordPressサイトへの2とおりの埋め込み方を見ていきましょう。

カスタムHTMLブロックに貼り付ける

投稿を1件だけ表示するときに使うのが「カスタムHTML」ブロックです。編集画面でブロックを追加し、インスタから取得した埋め込みコードをその中に貼り付けるだけで表示できる仕組みです。

通常の段落ブロックにコードを貼ると、文字がそのまま出てしまい投稿が表示されません。必ずカスタムHTMLブロックを選ぶのが、正しく表示するための条件です。

貼り付けたら、プレビューで実際の見え方を見ておきましょう。単一投稿の表示は、カスタムHTMLブロックとコードのコピーだけで完結します。 テーマによっては表示位置が少しずれる場合もあるため、公開前のチェックを忘れないようにします。

プラグインでフィードを表示する

投稿をまとめて表示したいときは、専用のプラグインを使います。「Smash Balloon Social Photo Feed」などを入れると、最新の投稿が順に並ぶフィードを作れる仕組みです。

導入の流れは、プラグインのインストールと有効化から始まります。そのあとインスタのアカウントと連携し、発行されたショートコードを表示したい場所に貼りましょう。

フィード表示なら、投稿するたびにサイトが自動で新しくなり、貼り替えの手間がいりません。ただし、連携にはFacebookとの接続やアカウント設定が要る場合もあります。設定画面の案内に沿って、一つずつ進めるのが確実です。

外部ツールでインスタを埋め込む方法

WordPressのプラグイン以外に、クラウド型の外部ツールでも埋め込みを作れます。Wixやペライチ、Shopifyなどサイトの種類を問わず使えるため、WordPress以外で運営している場合の有力な選択肢です。

ここでは、外部ツールの特徴とツール選びのポイントを整理します。

フィードを自動更新で表示する

外部ツールの多くは、一度設定すれば新しい投稿を上げるたびにサイト側のフィードを自動で入れ替え、常に最新の状態を保ちます。

サービスの画面でインスタと連携し、発行されたコードをサイトに貼るだけで設置が完了します。コードを書く必要がないため、専門知識がなくても動きのあるフィードを用意できるでしょう。

投稿するだけでサイトが最新の状態に保たれる点が、外部ツールを使う一番の魅力です。 更新作業に時間をかけられない運営者ほど、自動更新の効果を感じられます。まずはトップページなど表示したい場所を1か所決めて、試しに設置してみましょう。

コード不要でデザインを整える

外部ツールは、フィードの見た目を画面上の操作だけで調整できます。写真を格子状に並べるレイアウトも横にスライドする表示も、テンプレートから選ぶだけで用意できる手軽さです。

HTMLやCSSを触らずに、サイトの雰囲気に合った見せ方を作れます。ブランドの色やロゴに合わせた調整ができるサービスもあり、ページ全体の統一感も保てます。

デザインの知識がなくても、選ぶだけで見栄えの良いフィードを作れるのが外部ツールの強みです。 まずは無料プランで表示を試し、物足りなければ有料プランへ広げる流れが安心です。手を動かしながら、自分の好みを固めましょう。

料金や機能を比べて選ぶ

外部ツールは数が多いため、料金と機能を見比べて選ぶことが失敗を防ぎます。無料で使える範囲も対応しているSNSも、サービスごとに大きく異なるのが実情です。

たとえば「EmbedSocial」や「SnapWidget」は、無料プランから試せます。一方で、高度な分析やキャンペーン連携に対応する「Letro」「OWNLY」のような有料中心のサービスもあるでしょう。

選ぶときは、次の点を確かめましょう。

  • 無料で使える範囲
  • 対応しているSNS
  • デザインの自由度
  • サポート体制

料金の安さだけで選ばず、自分の目的に必要な機能がそろうかを基準にしましょう。 各サービスの料金や仕様は変わることがあるため、契約前に公式サイトで最新の内容を確認します。

インスタ埋め込みをおしゃれに見せるコツ

同じ投稿でも、見せ方を工夫するとサイトになじんだおしゃれな印象になります。ただ貼るだけで終わらせず、配置やデザインまで整えると、回遊にもつながるでしょう。

ここでは、埋め込みをきれいに見せるための2つのコツを紹介します。

表示サイズやレイアウトを調整する

投稿を大きく1件だけ見せるのか格子状に並べるのかで、ページから受ける印象が変わるため、埋め込みは表示サイズや並べ方を整えると見やすくなります。

公式コードでも、中央寄せや幅の調整である程度は整えられます。フィード表示なら、列数やすき間をツール側で細かく設定できるため、より自由に見た目を作れるでしょう。

見せたい投稿を主役にするか、複数を一覧で見せるかを先に決めると、レイアウトが定まります。 まわりの文章や画像とのバランスを見ながら、余白を意識して配置しましょう。迷ったら、投稿を大きめに1件見せる形から始めると失敗が減ります。

サイトの配色に合わせて配置する

ページの色合いから浮いた場所に貼ると広告のように見えてしまうため、埋め込み枠はサイトの配色や雰囲気に合わせて置くとなじみます。

背景の色や周囲の余白をそろえるだけでも、埋め込みは自然に溶け込みます。枠のまわりに少し余白を取れば、写真が窮屈に見えず読みやすい印象になるでしょう。ボタンや見出しの近くに置き、投稿からページ内の別の情報へ視線が流れる配置も効果があります。

サイト全体のトーンに合わせて置くことが、埋め込みをおしゃれに見せる一番の近道です。 見た目に迷うときは、配置やデザインをまとめて制作会社に相談するのも一つの手です。プロの視点を借りると、仕上がりが安定します。

インスタ埋め込みが表示されない時の対処

インスタの埋め込みは、設定したのに表示されない場面があります。原因はいくつかに分かれるため、一つずつ切り分けると解決に近づきます。

ここでは、表示されないときに確認したい5つのポイントを見ていきましょう。

投稿が公開されているか確認する

表示されない場合は、まず元の投稿の状態を調べます。埋め込みのもとになった投稿が削除されたり、アカウントが非公開に変わったりすると、サイト側の表示も消えてしまいます。

自分の投稿でも、非公開アカウントにしていると埋め込みは表示されません。埋め込みに使う投稿とアカウントは、公開の状態を保っておく必要があります。

表示が突然消えたときは、元の投稿が削除・非公開になっていないかを最初に確かめましょう。投稿を消す予定があるなら、先にサイト側の埋め込みを差し替えておくと安心です。まずは元の投稿を開き、いま無事に見えるかどうかを調べるところから切り分けましょう。

古い埋め込みコードを貼り直す

投稿は表示されているのに枠が崩れる場合は、コードを取り直すと直ることがあります。時間の経過や仕様の変更で以前貼ったコードが古くなり、それが崩れの原因になっている場合があります。

対処はシンプルで、インスタから同じ投稿の埋め込みコードをもう一度取得し、貼り替えるだけです。古いコードは消してから新しいコードを入れると、記述が二重にならず崩れを防げます。手間は少ないので、崩れを見つけたら早めに試したい方法になります。

表示が崩れたら、まずコードを取り直して貼り直すのが手軽で効果の高い対処です。 それでも直らない場合は、次のプラグインやキャッシュの確認へ進みましょう。順番に試すと、原因を絞り込めます。

プラグインのAPI対応を見直す

フィード表示が急に消えた場合は、プラグインの状態を見直します。2024年12月4日にInstagram Basic Display APIと呼ばれる仕組みが終了し、これに頼っていた古いプラグインは動かなくなりました。

現在は後継の仕組みへ移行しており、対応した新しいプラグインやバージョンを使う必要があります。使用中のプラグインが最新の仕組みに合っているかを、まず調べましょう。

なお、手作業で貼る公式の埋め込みコードは、このBasic Display APIの終了による直接の影響を受けません。フィードが消えたときは、プラグインが新しいAPIに対応しているかを見直すのが解決の近道です。 対応版への更新やアカウント設定の見直しで、表示が戻る場合もあります。

キャッシュを消して再読み込みする

設定は正しいのに古い表示が残る場合、疑いたいのがキャッシュです。キャッシュは表示を速くするための一時保存の仕組みで、更新後も古い内容を映し続ける性質があります。

対処として、まずブラウザのキャッシュを削除してからページを再読み込みします。サイト側にキャッシュ系のプラグインを入れている場合は、そちらのキャッシュも消してみましょう。

表示が更新されないときは、ブラウザとサイト両方のキャッシュを消すと直る場合があります。 通信環境が不安定なときも読み込みに失敗するため、電波の良い場所で試すのも有効です。焦らず、一つずつ切り分けます。

スマホでの表示崩れを直す

パソコンでは正常でも、スマホだけ崩れて見える場合があります。スマホ向けの簡易表示モードが働いていると、埋め込みがうまく反映されません。

対処としては、サイトの表示設定で簡易モードを外し、通常表示にできないかを試しましょう。WordPressでAMPプラグインを使っているなら、埋め込みを置いたページだけAMPの対象から外すのも有効です。テーマやプラグインの設定でスマホ表示を調整できる場合もあります。

スマホだけ崩れるときは、簡易表示モードを見直すと解消する例が目立ちます。 自分で判断が難しいときは、無理に触らず制作会社へ相談すると安全です。設定を変える前に、元の状態を控えておくと元に戻せます。

インスタ埋め込みの注意点

インスタの埋め込みには、トラブルを避けるために守りたい注意点があります。とくに他人の投稿を扱う場面では、権利への配慮が必要です。

ここでは、埋め込み前に押さえておきたい2つの注意点を解説します。

非公開アカウントの制約

非公開アカウントの投稿は、埋め込みできません。 非公開に設定していると、投稿のメニューに「埋め込み」の項目そのものが表示されないからです。

これは他人のアカウントだけでなく、自分のアカウントでも同じです。埋め込みを使いたい場合は、アカウントを公開の状態にしておく必要があります。設定を公開に切り替えると「埋め込み」の項目が現れるので、そのうえでコードを取得しましょう。

埋め込みたい投稿があるアカウントは、公開に設定しておくのが前提になります。非公開のまま運用したい事情がある場合は、埋め込み以外の見せ方に切り替えましょう。たとえば写真を自分で撮り直し、通常の画像として載せる方法もあります。

他人の投稿と著作権

他人が投稿した写真や動画を埋め込む場合は、著作権や肖像権への配慮が必要です。埋め込み機能を使っても権利の問題は残るとされており、無断での利用はトラブルの火種になります。

お客様が投稿してくれた写真をサイトに載せたい場面もあるでしょう。その場合は、事前に投稿者へ許可を取ってから埋め込むのが安全な進め方です。

第三者の投稿を使うときは、必ず本人の許可を得てから埋め込むようにしましょう。 許可のやり取りを記録に残しておくと、あとの確認にも役立ちます。判断に迷う内容は専門家に相談し、トラブルの芽を先に摘んでおくと安心です。お客様の投稿を活用したい場合も、この順番を守れば気持ちよく使えます。

インスタ埋め込みでよくある質問

最後に、インスタの埋め込みでよく寄せられる質問をまとめます。作業を始める前の小さな疑問を解消しておくと、迷わず進められるでしょう。

ここでは、代表的な3つの質問にお答えします。

スマホからでも埋め込みできる?

埋め込みコードの取得は、パソコンのブラウザからが基本です。スマホアプリでは投稿のメニューに「埋め込み」が表示されず、コードを取り出せない場合があります。

サイトへの貼り付け自体は、スマホの編集画面でも進められます。ただし、細かな確認や調整はパソコンのほうが扱いやすく、作業全体はパソコンで完結させるほうが安心でしょう。

コードの取得はパソコンのブラウザからだと確実です。 スマホしか使えない場合は、パソコンが使える人に取得を頼む方法もあります。取得さえできれば、そのあとの貼り付け作業はスマホでも十分に進められます。

埋め込みは無料でできる?

インスタの公式の埋め込みコードは、無料で利用できます。投稿から取得したコードを貼るだけなので、費用をかけずに始められる方法です。

一方で、フィードを自動表示する外部ツールには、有料プランをもつサービスもあります。無料プランでも基本の表示は作れますが、デザインの自由度や分析機能を求める場合は、有料プランに切り替える形が向いています。

まずは無料の公式コードや外部ツールの無料プランから試すのがおすすめです。 物足りなさを感じてから、必要な機能に合わせて有料プランへ広げましょう。無料でどこまでできるかを見てから、費用の判断をしても遅くありません。

埋め込んだ投稿は自動で更新される?

自動で更新されるかどうかは、使う方法しだいで異なります。公式コードで1件ずつ貼った投稿は、その投稿の中身は反映されますが、あとから上げた投稿が自動で加わることはありません。

最新の投稿を自動で並べたい場合は、プラグインや外部ツールのフィード表示を使いましょう。フィード表示なら、インスタへ投稿したときにサイト側の表示も一緒に最新へ変わります。

新しい投稿を自動で反映したいなら、フィード表示を選ぶ必要があります。 1件をずっと見せたいのか、最新を並べたいのかで方法を選び分けましょう。目的が決まれば、選ぶ方法も自然と決まります。

インスタの埋め込みについて解説しました

インスタの埋め込みは、公式コードを使えば無料で手軽に始められ、たくさんの投稿を並べたいときはプラグインや外部ツールが役立ちます。ストーリーズや非公開アカウントは埋め込めない点や、他人の投稿には許可が必要な点も、あわせて押さえておきましょう。

表示されないときは、投稿の公開状態からコードの取り直し、プラグインのAPI対応、キャッシュの順に確認すると原因を切り分けられます。まずは1件の投稿を公式コードで貼り、表示を確かめるところから始めてみましょう。

自社サイトへの設置やデザインの調整でつまずいたときは、無理に一人で抱えず、ホームページ制作の専門家に頼るのも一つの方法です。投稿を集客につなげる見せ方まで含めて整えたい場合は『レノワード企画』へご相談ください。